閉塞性睡眠時無呼吸を

克服する

CPAP治療がよくわかる本


松吉 秀武/著 現代書林

●装丁●カバーイラスト


「睡眠時無呼吸症候群」は世の中にもだいぶ広まりました。テレビなどで患者が寝ている時の映像を見たことがある方も多いでしょう。大きないびきをかいて眠っていると思ったら突然、静かになる。息が止まっているようで、数十秒ほどすると「ぶはぁ~!」と大きな深呼吸。そしてまた大きないびきが始まる。それが、寝ているあいだに何度もくり返される……。この状態、軽度であれば多くの人が経験していて特に珍しい症状ではありませんが、中等度~重度(無呼吸の回数が多い、無呼吸の時間が長い等)になると話は変わってきます。寝ているあいだに気道が塞がれ、実際に呼吸が止まってしまっているので、大げさではなく命にかかわってきます。その治療に効果があるのが「CPAP」治療です。