ブランディングの観点で解説する、理想論ではない「ピープル・ファースト」経営実践の意義が分かる。日本経済全体が右肩上がりの成長を続けていた時代と違い、社会全体に停滞感が漂う今、組織の中における「人」のモチベーション低下が多くの日本企業にとっての課題になっています。企業にとって重要な資産である、「人」への投資の必然性は、これまでも語られていましたが、ときに“理想論”と捉えられることも少なくありません。経営、そしてマーケティングの双方を経験した著者が、企業や商品だけでなく、従業員に投資をし、従業員もブランディングすることで、商品の競争力を高め、企業全体の業績向上に貢献する実践論を解説。